体臭にタバコ・電子タバコはどれほど影響がある?関係性と予防法

体臭とタバコ・電子タバコの関係性

体臭とタバコの関係性は?

タバコは、ニコチンやタールを始めとして、4000種類以上もの化学成分が含まれています。

これらの成分の中には、悪臭のもとになる有害物質がいくつも含まれています。

タバコを吸ったあとにニオイがつくのはもちろんですが、自然と体臭を発する原因となります。

喫煙により、喫煙者の体内では様々な身体機能の低下や影響が起きています。

ここでいう体臭は、タバコを吸った直後のニオイではなく、喫煙を続けることで慢性的に発生する体臭のことを指しています。

主に以下の3つの原因によって、体臭が発生するようになります。

  • 皮脂が酸化しやすくなる
  • 肝臓の解毒作用が弱まる
  • 発汗量が増える

 

皮脂が酸化しやすくなる

タバコを吸うことで、皮脂分泌を抑制する働きがある体内のビタミンCを大量消費します。

それにより、皮脂分泌抑制力が低下するため、普段よりも多くの皮脂が分泌されるようになります。

皮脂は、時間とともに酸化するため、強烈な体臭の元となります。

そのため、ビタミンCを大量に消費することで、体臭を発するようになります。

また、交感神経が刺激されることで、皮脂の分泌を促す抗ストレスホルモンのコルチゾールが増えます。

すると、皮脂分泌のコントールが効かなくなり、正常な皮脂バランスが崩れてしまいます。

 

肝臓の解毒作用が弱まる

喫煙を続けていると、体内の解毒作用の働きを担う肝臓が機能しにくくなります。

特に、ヘビースモーカーであれば、肝臓に大きな支障をきたしています。

肝臓では、体内のアンモニアを分解する働きがあります。

そのため、アンモニアを十分に分解することができなくなり、体内に余分なアンモニアが残ります。

余ったアンモニアは、血液などで全身に運ばれて、毛穴などから体外へ放出されます。

ツンとしたニオイとなる体臭につながります。

 

発汗量が増える

タバコに含まれるニコチンは、中枢神経を刺激するため、体温を調整の働きをする調整機能が活発になります。

その影響によって、普段の汗の量よりも多くの汗をかくようになります。

体内に吸収された化学物質、悪臭成分が汗となり発汗されます。

そして、多くかいた汗をそのまま放置することで、菌が大量に繁殖して、体臭へとつながります。

 

体臭以外にはどんなニオイがつく?

タバコには、様々なニオイ成分が含まれています。

これらの成分が体内に吸収されると、体内から出る悪臭をつくり出してしまいます。

煙の中の微粒子として排出されることで、体内で抑えることができず、体外へニオイを発してしまいます。

タバコは、体臭以外に以下のようなニオイに関係しています。

  • 煙のニオイ
  • 口臭

 

煙のニオイ

体臭以外にも煙のニオイの影響

タバコで最も嫌がられる1つでもありますが、煙のニオイはとても強烈です。

タバコの煙の中には微粒子が含まれており、油のヤニ臭さをつくるタール、刺激臭のアンモニア、酢酸などが多量に含まれています。

この微粒子のニオイ成分は、服につくだけでなく、毛髪や肌にも付着するため、全身にタバコのニオイがつきます。

また、付着したニオイ成分は、簡単には落ちにくい強い吸着力を持っています。

持続時間も長いため、タバコを頻繁に吸っている場合、常にニオイ成分が付着していて、煙のニオイをまとっている状態であるという認識を持ちましょう。

 

口臭

体臭以外にも口臭に影響する

タバコの煙を直に吸い込む口腔内は、タール、ニコチン、アンモニア、酢酸などの成分によって影響を受けます。

これらの成分が、歯や粘膜に吸着すると、呼吸によって口から吐き出されることになります。

また、口腔内に付着したこれらの成分だけでなく、体内で吸収されたニオイも吐息に混じって放出されます。

そのため、口臭ケアを行なっていないと、喫煙者特有の口臭がキツくなります。

また、ニコチンで血管が収縮されることで唾液の分泌量が減っていきます。

それにより、口の中が乾燥するドライマウス状態が続き、唾液の殺菌作用が低下します。

唾液には、雑菌を洗い流す働きがあるのですが、そもそも唾液量が足りないため、雑菌が繁殖して、さらにニオイのある口臭につながります。

 

電子タバコで体臭がニオイやすくなる?

電子タバコと体臭

電子タバコは、通常のタバコに比べて健康へのリスクが少なく、タバコの主流になりつつあります。

そもそも電子タバコには、以下の2種類が存在します。

  • 加熱式
  • 水蒸気式
これらの電子タバコは、通常のタバコに比べて、ニオイ成分も含めて大幅にカットされています。

そのため、ほとんど体臭に関係しない程度まで抑えられています。

ただ、タバコには化学物質が4000種類以上も含まれています。

通常のタバコに比べると、影響は小さいのですが、全くないわけではありません。

特に、ニコチン、アンモニア、アセトアルデヒド、酢酸などがニオイ成分が体臭に影響をもたらします。

 

加熱式の電子タバコと体臭

加熱式の電子タバコの代表的な商品としては、アイコスが挙げられます。

加熱式の特徴としては、タバコを吸う際に出る煙がとても少なく、ニオイもかなり抑えられています。

ただ、含まれているニコチンが体内に取り込まれることで、血液で全身にめぐり渡ります。

ニコチンは血管を収縮させたり、代謝の働きを阻害したりします。

また、血液がドロドロになると、老廃物やコレステロールといった体臭の原因になる物質が、血液中に溜まったままの状態になります。

代謝が悪いと血行の流れを悪くするだけでなく、脂肪の分解ができなくなり、酸化した脂肪が体内に残ります。

皮脂が酸化することでニオイを発するため、体臭へとつながります。

ただ、ニコチンは通常のタバコに比べてかなり抑えられているため、ほとんど気にならないくらい影響は小さいと言えます。

 

水蒸気式の電子タバコと体臭

水蒸気式のタバコは、ベイプが代表的な商品として挙げることができます。

加熱式に比べて、煙やニオイは強いのですが、ニコチンが含まれていない特徴があります。

そのため、体臭に影響があるのは、アンモニアや酢酸などの成分のみとなります。

ニコチンが含まれていない分、加熱式の電子タバコと比較してさらに体臭との関係性は低いです。

ただし、水蒸気式タバコに含まれている有害物質についてのデータは、アイコスなどの加熱式タバコのように今のところ公表されていません。

そのため、正確な関係性は、それらのデータが公表されるまでわからないというのが正確なところです。

 

禁煙するためのポイント

体臭予防のための禁煙のポイント

電子タバコも少なからず体臭と関係性はあり、影響をもたらすことがわかりました。

また、通常のタバコの場合は、体臭とかなり密接な関係性も持っています。

通常のタバコを吸っている方は、体臭の観点から見ると、すぐに電子タバコに変えるか禁煙をすべきです。

ただし、禁煙を行うには、強い精神力と持続力が必要となります。

喫煙をやめるためのポイントを、ここでは3つ紹介します。

  • 禁煙宣言をする
  • 禁煙グッズを使用する
  • タバコをやめた後の自分をイメージする

 

禁煙宣言をする

禁煙をしたい場合、第三者に禁煙宣言をすることが一つの対策方法です。

身の回りの人に直接伝えたりSNSなどで発信するなど、どんな方法でも良いです。

ここで、しっかりと禁煙することを宣言しきることが大切です。

禁煙していると周囲に知ってもらうことで、本気度を高めることができ、自分への戒めにもなります。

 

禁煙グッズを使う

禁煙をする際に、精神的な部分を意識しただけで成功する方は、少ない割合です。

多くは、禁煙をサポートしてくれる禁煙グッズを使用すると、より禁煙成功へと近づけることができます。

最近では、様々な禁煙グッズが増えたため、様々な方法で禁煙することができます。

  • ニコチンガム
  • ニコチンパッチ
  • 禁煙フィルタ

この中でも禁煙の成功率が高くて人気なのが、ニコチンガムを使用する方法です。

これは、ガムを嚙むことによりニコチンを体内に取り入れ、ニコチン不足によるイライラを抑えます。

そしてニコチン摂取量を徐々に減らしていくことで、禁煙へと導いてくれるアイテムです。

ニコチンガムに含まれているニコチンの量は、タバコに比べるとごくわずかで、体内吸収速度が緩やかなため、安全に使うことができます。

また、頻繁にガムを噛むことができない方にはニコチンパッチでも気軽に行うことができます。

効果はニコチンガムと同じですが、体に貼るだけで体内にニコチンが吸収されるというものです。

これは体に貼るだけなので、他の人にも見られずに禁煙することができます。

 

タバコをやめた後の自分をイメージする

妊娠や病気のように、絶対にやめなければならない状況にある人は気持ちを保ちやすいものです。

ただ、特に差し迫った理由がない場合、禁煙を継続するのはとても大変なことです。

そのため、何のためにやめるのか、やめたらどんないいことがあるのかを明確にしておく必要があります。

誰でもすぐに実践できることが、タバコにかかるお金を試算するということです。

例えば一日一箱を毎日吸う人は、一箱500円×30日=15,000円が毎月かかっています。

まず禁煙を始める際には、この分のお金を、自分が欲しいものややりたいことなどに使うことをおすすめします。

それが禁煙を行う目的となるため、モチベーションを維持しやすくなります。