デオドラント剤の3つの種類の良さと悪さについて

デオドラント剤の種類と特徴

デオドラント剤には、大きく分けてスプレータイプとパウダータイプ、クリームタイプの3つに分けることができます。

それぞれの特徴とメリットデメリットを知リ、自分に最も適したデオドラント剤を選びましょう。

 

スプレータイプ

スプレータイプは、どこのドラッグストアやコンビニでも必ず手に入り、また一吹きするだけなのでとても手軽に使用できます。

ただし、使用した瞬間はひんやりとして汗が引くように感じますが、制汗効果は短くこまめな使用が必要になります。

また、メントールなどの清涼感をもたらす成分が、ちょっとした傷にしみたり、かゆみを伴う肌荒れを引き起こす可能性がある為、使用時には注意が必要です。

 

メリット
  •  種類が豊富
  •  価格が安い
  •  香りの良いものが多い
  •  手が汚れない
  •  冷たく気持ちよさがある

 

デメリット
  •  洋服がシミになる事がある
  •  効果の持続性がない
  •  肌の中まで消臭成分が浸透しない
  •  かゆみや肌荒れの可能性がある

 

パウダータイプ

パウダータイプは、サラサラとした使用感で汗を吸着し、臭いの原因菌をブロックしてくれます。

水分を含まないのでムレる心配もありません。

ただし、細かいパウダーが毛穴に詰まってかゆみを引き起こしたり、濃い色の服に付着すると白く目立ってしまったりする場合があります。

また、肌にパウダーをのせるパフが同時に汗を吸い取ってしまうので、長期間使用を続けると雑菌が繁殖しやすくなり不衛生です。

使用する前に、まずは体の汗を拭き取り、なるべく短期間で使いきるようにしましょう。

 

メリット
  •  サラサラとしたつけ心地
  •  ムレにくい
  •  かいた汗を吸収してくれる

 

デメリット
  •  服に付着すると白く目立つ
  •  肌に直接触れる為、不衛生になりやすい
  •  かゆみが起きる可能性がある

 

クリームタイプ

クリームタイプは手で直接塗り込め、わきがや多汗症の方にも、高い制汗効果と持続性を発揮します。

また、肌に優しい製品が多い為、かゆみや肌荒れが起きにくいのが特徴です。

こまめに塗る必要はありませんが、べたべたしたものが多く、使用するたびに手も汚れてしまうのが難点です。

 

メリット
  •  効果、持続力が共に高い
  •  徹底的に除菌できる
  •  塗り直さなくて良い
  •  かゆみ、かぶれの心配が少ない

 

デメリット
  •  使用するたびに手がべたつく
  •  価格が高め

 

その他のタイプは?

その他にも、まず片手で直接塗り込めるロールオンタイプやスティックタイプがあります。

これらのタイプは、持ち運びがしやすく、高い制汗効果のある製品が多いのですが、腋毛が多いと肌に密着しにくく、効果を存分に発揮できない事があります。

ミストやウォータータイプはスプレーよりも瑞々しく、まるでシャワーを浴びた後のようにさっぱりとします。また良い香りの製品も多く、スポーツの後などに適しています。

ですが、乾くまでに時間がかかり、濡れてそのままにしておくと返って雑菌を繁殖させかねません。

またシートタイプは携帯に便利で、腋以外の全身の汗も一緒に拭き取れるので、爽快感が得られます。

しかし、制汗効果自体は弱く、汗対策の根本的な解決は見込めないでしょう。

シートタイプは他のタイプの製品と組み合わせて使うのがお薦めです。

 

なぜ体臭が匂う?2つの汗腺の特徴と役割について

体臭と2つの汗腺であるエクリン腺とアポクリン腺の関係性

人間が汗を流すために体に備えられている器官である汗腺は2種類ありますが、その働きや汗の成分はそれぞれ異なります。

2種類の汗腺の役割と特徴についてご紹介します。

 

エクリン腺について

エクリン腺の特徴と体臭の関係

 

エクリン腺とは?

エクリン腺とは、汗腺のひとつで、人間の皮膚ほとんど全体に分布しており、その数は多く、日本人では200万〜500万個と言われています。

自分の体を見渡してみても、そんなにも多数存在するのかと疑問になりますが、それもそのはずで、大きさは小さく、肉眼で確認することはできません。

エクリン腺から発汗することで、人は体温調整を行ない、日々健康に過ごすことができているのです。

 

エクリン腺とニオイの関係

エクリン腺から出る汗はさらっとしたものが多く、無色透明です。

人間は毎日約1リットル、暑い時期やスポーツをする人は約3リットルもの汗を体温調節のために放出していますが、汗をかいた時点ではあまりニオイを感じることはありません。

それは、大量の汗がエクリン腺から出ており、その成分の99%以上が水分という、限りなく水に近い液体であるからなのです。

また、汗は雑菌が繁殖した時に発生しますが、エクリン腺からの汗はさらさらとしていて乾きやすく、成分も酸性で雑菌の増殖を抑えられるため、ニオイに繋がりにくい汗と言えます。

 

アポクリン腺

アポクリン腺の特徴と体臭

 

アポクリン腺とは?

もう一方の汗腺であるアポクリン腺は、外陰部、肛門など一部にのみ存在する汗腺で、特にわきの下に多く分布しています。

皮膚にあるエクリン腺とは違い毛穴に開口し、その大きさはエクリン腺よりも大きく、最大でイクラの粒ほどになると言われています。

アポクリン腺の数は女性に比べ、男性がより多い傾向にあるのが特徴です。

また、大きさも年齢により変わり、思春期に入ると最も大きくなり、老年を迎えると小さくなっていきます。

 

アポクリン腺とニオイの関係

アポクリン腺から出る汗は粘り気があり、色も黄みがかった乳白色です。

洋服や肌着のワキなどが洗濯しているのに黄ばんでしまうことがありますが、これはアポクリン腺からの汗が原因です。

緊張したりストレスを感じたりすると放出されやすく、最初はほとんどニオイがありません。

しかし、アポクリン腺から出る汗の成分はエクリン腺のものとは異なり、たんぱく質、脂質などが入った栄養豊富なものです。

そのため、雑菌が繁殖しやすく、放っておくといわゆるワキガ臭と言われる不快なニオイが発生してしまいます。

そもそもアポクリン腺は思春期頃に大きくなるのは、体温の調整を目的とするエクリン腺とは違い、フェロモンを出して人を惹きつける役割があるためです。

時間が経つと、不快な体臭と変化してしまうため、注意すべき汗腺なのです。